ディズニーランドや、原宿などで見かける「お揃いコーデ」。トップスなど目立つ部分を同じにする「ペアルック」はちょっと恥ずかしいとしても、ペアリングやペアウォッチなど、お揃いのものをさりげなく身につけるっていうこと、多いんじゃないでしょうか。

でも、私(記者)が海外で過ごしてたときにはあんまり見かけなかった気もする。海外生活の長い編集部スタッフ田代氏と話したとき、疑問がさらに深まりました。カップルのお揃いコーデって、外国にもあるの? 日本だけのものなの?

確かめるべく、スタッフの田代の他にマレーシア、香港、フランスの友人に聞いてみることにしました。

田代(アメリカ)と恋人(ドイツ):アメリカでは『お揃い=個性のない子』。流されやすい子ってかんじに見えるから、基本的に好まれていませんね。ドイツ人の彼女に『ペアリングプレゼントしようか?』って話したら、すごく驚かれました。指輪は結婚する時に身につけるものだから、カップルでつけるのはおかしい、と!

マレーシア人男性:マレーシアでも確かに見かけることはあるけど、ほぼ100%観光客。原宿でお揃いコーデしているカップルだって、観光客が多いんじゃないの? ペアアクセサリーも、母国ではあまり流行っていないかな。そもそもペアルックって、古臭くない?

香港で生まれ育った日本人女性:お揃いのアクセサリーはアリだけれど、お揃いコーデは日本ほどではないです。

フランス人男性:ペアルックは日本ほどは好まれないけれど、似たようなシャツを選んで着たり、冬場に同じマフラーを着けたりするカップルもいます。僕は彼女と色違いのブレスレットをつけているよ。

【日本はペアルック率が高いらしい】

自分のまわりではペアルックをやりたがる人はあまり見かけないけれど、街ではたしかに見かけます。今回いろいろな国の人から話を聞きましたが、お揃いコーデは各国ともあまりポピュラーではない様子。面白いなーと思うのは、マレーシアでも「ペアルック古臭い」という感覚が浸透しているということ。かつてペアルックが流行った時期があったのかな?

ちなみに、「お揃いのソックスやマフラーを買って、あえてひとりのときにそれを身につけたりするのはアリだと思う」という意見も出ました。確かにこれなら恥ずかしくないし、ひとりのときでも、彼と繋がっている気がしますよね♪

取材・撮影・執筆=sweetsholic / 画像=Pouch(c)Pouch