「ベジタリアン」と一口に言っても、食の内容によってかなり細分化されています。

なかでも厳格な「ロービーガン」と呼ばれる人たちが食べているのは、加熱しない生の野菜や、未加工の食物。そんなロービーガンの人でも食べることができる「ロービーガンケーキ」を作って販売しているのが、ドイツ・ベルリンのシェフ、ジュリアナさんです。

自分自身も15年間ベジタリアンだというジュリアナさんが手がけるケーキは、どれもこれも見目麗しく、まるで花束のよう! 

【食べたい、でも食べるのがもったいない!】

ウェディングブーケのようなケーキは、どこからナイフを入れていいのやら、いやむしろ切り分けるのをためらってしまうほど、芸術的なのであります。

【材料にご注目】

ジュリアナさんの「ロービーガンケーキ」には、小麦粉、卵、砂糖、牛乳、さらには染料などは一切使用されていません。

使われているのはマカやキヌアなどのスーパーフードにフルーツ、ナッツ類、スパイス類、アーモンドミルクなど。油の代わりに使うのはココナッツオイルやカカオバター、アボカド。甘さを加える際にはアガペシロップやメープルシロップを使っているようです。材料を見るに、めちゃくちゃ体に良さそう!

【レシピも公開されているよ~】

ジュリアナさんのインスタグラムには、これまで作ってきた「ロービーガンケーキ」の写真がいっぱいで、美しすぎてスクロールする手が止りません。この美しいケーキは実際に購入することもできるほか、ホームページではレシピも公開されています。

ドイツ語で書かれているのでちょっぴり解読が難しいですが、手順は、材料を攪拌するなどしてクリームや生地を作り、冷凍庫で固めるという流れなんですって。食べられるものが制限されるビーガンの人も、こんな華やかなケーキが食べられるなんて素敵ですよね♪

参照元:Instagram @culinarydotsCulinarydots
執筆=田端あんじ(c)Pouch