脱毛症に悩む男性は多いことと思います。それは日本のみならず世界共通。イギリスでは現在、革命的ともいえるアイテムが登場し注目を集めているんです。

それは接着剤のようなもので頭部に貼る「つけ毛」。増毛や植毛する必要ナシ、カツラのような不自然さナシ。これ、髪すぎ……いや、神すぎる商品ではないでしょうか。でも、いったいどんな作りになってるのかきになるよー!

【違和感ナシ! 革命的な「つけ毛」】

このつけ毛を販売しているのはイギリスの「Quiff & Co」。アントとスティービーというふたりの若きゲイカップルが立ち上げた会社です。

「つけ毛」といっても、つける前の見た目はちょっとだけ部分カツラに似てるかも。薄い皮膚のようなシートに本物そっくりの髪の毛がびっしりとついており、これを接着剤を塗った地肌にピタリと貼り付けます。

あとは髪をカットしてヘアスタイルを整え、全体をブラッシングすれば周りの毛と馴染みます。生え際が自然で、地毛のように見えちゃうから不思議です。

【地毛に合わせてオーダー可能】

公式サイトの「FAQ(よくある質問と回答)」によると、このつけ毛はサイズや髪の色、ウェーブ具合など「Quiff & Co」のコンサルタントに相談して細かく決められるそう。地毛に合わせてオーダーメイドできるのはうれしいですね。

そして、装着できる期間はどのくらいかというと、一度つければ6週間は持つのだとか。ただし清潔を保つために3、4週間に一度はつけ直したほうがよいそうです。

【いくらするの?】

ちなみに、つけ直す際は30~45分ほどかかり、慣れるまでには多少練習が必要な様子。しかしこれで自然な髪が手に入るならお安いものではないでしょうか。しかも、シャワーを浴びてもプールに入っても取れる心配はナシというから驚きです。

価格はつけ毛だけだと1200ポンド、日本円にして12万7000円程度から。もしこれが全世界に普及したら、もはや薄毛で悩むことはなくなりそう!? ある意味、ノーベル賞なんかよりもずっと人類の平和に貢献できるアイテムといえるかもしれません。

参照元:wearequiff 公式サイトInstagram @wearequiffYouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch