着物とYシャツ。“身にまとうもの” 以外、特に共通点がないように思えるアイテムが、なぜだかドッキング。「振袖Yシャツ」として、ヴィレッジヴァンガードのオンラインショッピングサイト「ヴィレヴァン通販」にて予約注文を受け付けています。

人気イラストレーター・紅木春(あかぎしゅん)さんのイラストを、忠実に再現。Yシャツの袖部分に、振袖さながら長~い “袂(たもと)” が施された、他に類を見ない1品です。

【デザイナー・紅木さんのイラストに込めた思い】

紅木さんいわく、こちらの振袖Yシャツは「和洋折衷な衣装をデザインしたい、という思いで描きました」とのこと。

「いつの日か日常的に、気軽に和服を楽しめるようになったなら」といった思いを込めて、イラストを描いたのだそうです。

【着物を着ると、自然と所作が優雅になる(気がする)】

ほとんどの人は洋服で生活していて、和服を着る機会はあまりないと思いますが、着物生活によって得るものは大きいのだと、わたしは身をもって感じたことがあります。

19歳から20歳くらいのころ、わたしはアルバイト先の制服として着物を着る生活をしていました。1週間のうち4日ほど出勤していたこともあって、手を伸ばすときは着物の袖を汚さないよう、袂(たもと)に手を添えるクセがついていました。

それがなかなか抜けず、洋服を着ていても、ない袂を押さえては恥ずかしさで頬を赤らめていたものです。

しかしある日、このクセを「優雅でいい」とほめてもらえたことから、着物の所作の優美さを実感。「袂がある」というのはある意味不自由なことですが、不自由さがあるからこそ動きがゆったりとして、品や色気にもつながるような気がしているんです。

【振袖Yシャツ、ありかも♪】

そんなことを、紅木さんの振袖Yシャツを見てふと思い出しました。このシャツを着たら、いつもより優雅に振る舞えそうな予感がします♪

参照元:プレスリリースヴィレヴァン通販
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼モデルを務めているのはアイドルカレッジの佐藤春菜さんです

▼紅木春さんのイラストを元にデザインされています

▼発送は2017年10月中旬を予定。スカーフも付いてくるよ