誰かに祝ってほしい……!!

そんな時ってありませんか? この記念すべき日を噛み締めるべく、自分を褒めたい! お祝いをしたい! でも祝ってくれる人がいない!

毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」です。

Pouchでは担当ライターが体を張ってぼっちの限界に挑み、ぼっちの可能性を広げるべく、世の中のさまざまな場所でぼっちでも楽しく過ごせるかどうかを誠心誠意、検証しています。

今回はひとりサプライズパーティーです!

【ひとりだけど…お祝いされたい!】

ということで、ひとりでもお祝いしてくれるお店を探したところ……正直に言ってゼロに近い!

だけど、とあるレストランチェーン店が、無料でサプライズのサービスをしてくれるというではありませんか!!  それはシーフードレストランチェーン店「レッドロブスター」です。

【メニューに乗っているサプライズがすごい】

「レッドロブスター」は、店名どおりロブスターを中心としたシーフードが人気のお店です。上板橋店に訪れてみると、店内は漁師小屋をイメージしたというムーディーな雰囲気。食事を楽しむマダムやデートしているカップルが多い印象です。

そして気になるサプライズのお願い方法は、事前に予約するのはもちろん、当日その場でもOK! メニューを開くとマクドナルドのスマイル0円のごとく、メニューに「アニバーサリー特典」なるものがバーンと書かれていてるのです。

注文すると「バースデーデザート&記念写真サービス」がつくとのこと……!

意を決して「歯列矯正がおわって、すごく記念すべき日なので、キレイな歯おめでとうて祝ってください……」と自分でも意味わからんなと思いつつお願いすると、店員さんがさわかやかな笑顔で「はい♪」と返してくれました。

【ひとりに優しいサービスに感動した】

私はランチタイムに訪れたので、ランチメニューで人気と書かれていた「ロブスターとステーキプレート」を注文。2480円とちょっぴり高めだけとお祝いだからヨシとしましょう。さらにプラス380円で前菜3種とソフトドリンクの飲み放題がつくお得なセットも追加。

そして大事な大事な料理に合わせるお酒に困っていると……

店員さんが察してくれたのか「ひとりでも楽しめるシャンパンがありますよ」と教えてくれました。200mlの小さめなシャンパンボトルがあるなんて初耳! 早速注文したところ、さわやかな甘みで飲みやすく量も一人の食事にちょうどよかったです。

「ひとりで祝うなんてw」と内心引かれるかなと思ったけど、むしろひとりゆえにスタッフさんが気にかけてくれるコトが多く居心地がいい。緊張と寂しさで心細かったけどいっきに華やかな気分になりました!

お料理も、香ばしい巨大ロブスターや、濃厚チーズとロブスターがたまらん「ロブスターフォンデュ」など、どれも美味しいうえにご褒美感満載。

【お待ちかねのサプライズはさりげなく】

料理を楽しんでいると、良きタイミングで店員さんがスッと登場。「おめでとうござます〜〜!」と私に聞こえる程度の音量(ありがたい)でメッセージ付きのスペシャルケーキを持ってきてくれました!

お皿に書かれた「キレイな歯おめでとう」に感激。自分でお願いしたけど、いざ目の前にメッセージ付きのケーキが登場すると「自分のためにわざわざ…嬉しい!」と感激してしまいました。

【記念撮影もあるよ!】

そんな感動に浸っていると今後はチェキ撮影がスタート! 写真をフレームに入れてプレゼントしてくれました。しかも心温かいお手紙付き!

自分で仕込んだサプライズだけど、実際に体験するとすごくすごく嬉しい。周りの目も全然気にならないほどハッピーな気持ちになりました。

【ちょまてよ!「キレイな歯おめでとう」なのに歯にネギが…!】

ところがどっこい! 写真をみると歯が1箇所黒い。よーーーーく見ると……

野菜が挟まっているやないかい!

「キレイな歯おめでとう」のメッセージデザートを持って、歯が汚れているなんてすごい矛盾ですが、これもいい記念ですよね★

【実は超人気サービスだった!】

今回体験したレッドロブスターの記念日サービス、実は超人気。スタッフさんに話を聞いてみると平日で5組、土日で多い日だと20組もお願いされるのだそう。

ケーキに写真までついて無料だなんて信じられない!  念のため広報に問い合わせたところ、現時点では無料とのこと。利用条件として金額条件等は設けていないものの、食事するのが前提のようです。利用したい方はぜひ一度スタッフさんにご相談を!

【総括:ひとりでも店員さんにお祝いしてもらうのは嬉しい】

自分で仕込んだサプライズは意外にも嬉しいものでした。それは美味しい料理とスタッフさんの丁寧な優しさと心意気があったのも大きいと思います。本当にありがとうございました! そしてごちそうさまです!

取材協力:レッドロブスター
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch