魔夜峰央(まや みねお)さん原作の “埼玉ディス” 漫画『翔んで埼玉』(宝島社)が、二階堂ふみさんとGACKTさんをW主演というかたちで迎えて実写映画化。

GACKTさんが高校生役を、二階堂ふみさんが少年役を演じるという第1報を聞いた際には、つい「んなアホな」と口走ってしまったわけなのですが……。2018年10月31日のハロウィン当日に解禁されたキャラクタービジュアルを一目見た瞬間、心の中のモヤモヤが、綺麗サッパリなくなりました~!

だって真っ白な洋服に金髪おかっぱヘアの二階堂さんは完全に壇ノ浦百美(だんのうら ももみ)だし、紫で統一された貴族のような装いのGACKTさんも、違和感なく麻実麗(あさみ れい)なんですもの。

どちらの役も男子高校生なんだけれど(ここ超重要)、原作の絵のイメージとピッタリ合っているから、想像以上に世界観がそのまんまなんですもの~!

【どうでもいいけど全員キャラ濃いな】

魔夜峰央ワールドを完全再現したビジュアルを作り上げているのは、人物デザイン監修と衣装デザインを担当する柘植伊佐夫さん。

二階堂さんとGACKTさんのほかにビジュアルが明らかになったキャラクターは、伊勢谷友介さん演じる映画オリジナルキャラクターの阿久津翔(あくつ しょう)。そして2人目は、京本政樹さん演じる “伝説の埼玉県人” 埼玉デューク(さいたま でゅーく)

どちらも主演の2人に負けないなかなかパンチの効いたビジュアルをしておりまして、否が応にも期待は高まるばかりなんです……!

【オリジナルキャラは「千葉県民」】

シルクハットに杖と紳士にキメた阿久津は、どこか謎めいた雰囲気が素敵。東京都知事の家(つまりは百美の家)の執事を務めていて、埼玉県の永遠のライバル・千葉県の出身というキャラ設定となっているようです。

一方のデュークは原作にも登場するキャラで、東京で虐げられている埼玉県民の希望であり、埼玉県民解放運動の中心人物。

しかしながら20年前に行方不明になっているというミステリアスな人物でもあって、今回京本さんが披露している白髪や白塗りメイク、さらには時代劇風衣装が、キャラのイメージとよく重なるんです。

【ポスターには清々しいほどの「埼玉ディス」が!】

今回のキャラクタービジュアル公開とともにお披露目されたのは、キャラクターの表情が分かるアップバージョンのポスター4枚と、人物造形が分かる全身バージョンのポスター4枚の、合計8枚。全身バージョンのほうに書き添えられたコピーがいちいち面白く、

「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ」
「ダさいたま、クさいたま、田舎くさいたま」
「これは……埼玉特有の熱病、サイタマラリア!」

といった具合に埼玉ディスに終始しておりますので、4人のビジュアルと同じくらいに注目してほしいものです。

全貌が明らかになればなるほど観るのが待ちきれなくなる実写映画『翔んで埼玉』は、2019年2月22日に全国公開。そのほかのキャストも気になることですし、引き続き、続報を待ちたいところですね!

参照元:プレスリリース、映画『翔んで埼玉』公式サイトTwitter @m_tondesaitama
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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