2019年5月1日、新たに「令和」を迎えます。年号が変わるのというのはこんなにも盛り上がるのかーと、連日のニュースを見ているとビックリするのですが……昭和63年生まれの私は同時にこう思うのです。

同級生に年号が違う生徒がいると色々混乱するけど面白いよーーー!

私の同級生には

・昭和63年(1988年)生まれ
・昭和64年(1989年1月1日〜7日)生まれ
・平成元年(1989年1月8日〜)生まれ

という違う年号がそろっていました。それゆえに、私たちの学年はちょこちょこ書類やテスト関係で先生や生徒が混乱したり、やたらと昭和vs平成になったりすることが多かったのです。

そこで今回は、「同学年に違う年号が集まったときに体験したこと」をあるある形式でお伝えします!

【同学年に昭和63年・昭和64年・平成元年あるある】

・小学校低学年までは年号の違いについてピンとこなかった
・生年月日を理解してくると同時に、年号の違いに気がつく
・年号の違いは誕生日の月日が違う程度にしか感じなかった
・しかしHey!Say!JUMPが発表した曲に「僕らは平成Only! 昭和でSHOWは無理!」という歌詞が出てきて一気に「昭和vs平成」に一変する
・「昭和だからねw」と平成生まれが昭和をいじりはじめる(泣)
・昭和のプライド見せてやるよ! と言いたいが、昭和63年生まれに昭和の記憶は皆無だった
・そっちは「H」やん! こっちは「S」だ! というしょうもない争いが起こる
・平成と昭和でヤイヤイ対立している間にいる昭和64年生まれ
・昭和64年生まれは忘れ去られ、書類関係などで混乱することが多かった
・ネットの生年月日入力で「昭和64年」が選択肢にないこともあった
・「とりあえず平成にしといて」と言われることが多い昭和64年生まれ
・「こんなに忘れられるなら平成生まれがよかった」と嘆く昭和64年生まれ
・しかしレア度も高いので羨ましがられる昭和64年生まれ
・「昭和63(64)生まれです」というと「惜しかったね」と大人たちに言わること多数。惜しいとは?
・「昭和63(64)生まれです」というと「平成生まれじゃないならわかるだろう?」と謎の昭和贔屓(ひいき)する大人にわりと出会う
・入学、入社、バイト先などで「きたか平成世代!」と大人たちが喜ぶが、すみません昭和もいます
・「平成生まれが成人式を迎え」と平成ばかり注目されて、昭和最後の世代が忘れられること多し
・平成いいなぁって少し思った昭和最後の世代
・とはいっても、元号で盛り上がる学年て珍しいし今考えたらすごくラッキーな体験だったかもしれない

【平成&令和の学年も同じ体験をするのかな】

私たちた体験した「昭和&平成」の学年のように、「平成&令和」の学年も、年号のネタで盛り上がったりいじられたりするのかな。その世代が大人になったらぜひ話を聞いてみたいなぁと思う平成最後の春でした。

画像・執筆=百村モモ (c)Pouch