10代の頃は、些細なことで夜も眠れないほどに悩んだものです。自分は何者なのか、こんな自分は大嫌いだ。そんなふうにあれこれ思っては苦しんでいた経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

アメリカ・フロリダに住むティーンエイジャー、ケリー・ラムスバーガー(Kaley Ramsberger)さんも、悩み多き日々を送っているようです。一体どれくらい悩んでいるのかというと、部屋で「自分なんて大嫌い!」と叫んでしまうくらいのレベル!

【弟「僕だって、自分のことが嫌いだよ」】

しかしケリーさんには、心優しく思慮深い弟、ジョシュくんがいました。

ケリーさんのツイッターによると、「自分なんて大嫌い!」と叫んだわずか2分後、自室のドアの隙間から1枚のメモがすっと入ってきたのだそう。メモはジョシュくんが書いたものであり、そこには「僕も自分が嫌いだよ」と書かれていたんですって。

【いい弟ダナー】

押しつけがましさは一切感じられない、人の心にそっと寄り添ってくれるかのような、ピュアで温かい言葉。精神的に大人なのか、それとも子供だからこそ言えた言葉なのか。いずれにせよ、姉を思うジョシュくんの気持ちがひしひしと伝わってきます。

【「いいね」が34万超と大人気に】

簡潔でありながらも心に響くジョシュくんのメッセージに対し、ツイッターユーザーは続々反応。

「僕 “も” という表現がいい。多くの大人はこんなふうには言えない」「彼のように相手に感情移入できる人はあまりに少ない」といった具合にコメントを投稿。リツイートの数10万超、「いいね」に至っては34万超と大きな注目を集めていたようです。

私は一人っ子なのですが、ジョシュくんのような弟がいるケリーさんがちょっぴりうらやましくなっちゃいました。これからも、仲の良い姉弟でいてほしいものですね。

参照元:Twitter @kaleyrams
執筆=田端あんじ (c)Pouch