ツイッターでバズりまくっているメガネのおじさんがトロンボーンを吹いている動画。出演者はおじさんただひとり、ただただトロンボーンを演奏しているだけなのに、一体なぜそんなに人気があるのかというと……。

トロンボーンの「スライド管」にカメラを装着しているため、音楽に合わせておじさんの顔が近づいたり遠ざかったりするから! 

「スライドを伸縮させることで音の高さをコントロールする」というトロンボーンの特性を生かしたこの動画、前代未聞の面白さに開始早々吹き出してしまうんです。

【初めてバズったのは6年前】

実はこの動画がネットに初めて登場したのは、今から約6年前の2013年1月7日

トロンボーンを演奏しているおじさん、デビッド・フィンレンソン(David Finlayson)さん自身がYouTubeに投稿した結果すさまじい人気を得て、2019年4月15日までの再生回数は79万超にもおよんでいるんです。

【おじさんはプロのトロンボーン奏者です】

フィンレンソンさんは趣味でトロンボーンを吹いているわけではなく、ニューヨーク・フィルハーモニックでセカンド・トロンボーン奏者を務めるプロ中のプロ

元々ホームビデオを撮影するのが好きで、「もっと面白いことはできないだろうか」と考えた末に、小型ビデオカメラをトロンボーンに取り付けるというアイディアを思いついたんですって。

【すぐにGoPro公式チャンネルに取り上げられる】

フィンレンソンさんがYouTubeへ演奏動画を投稿した約20日後には、GoProの公式YouTubeチャンネルでも公開されて、こちらは再生回数95万超を記録。

双方の動画のコメント欄をみると、ここ数年定期的にメッセージが寄せられているようで(1カ月前に投稿されたコメントも!)、衰えぬ人気を感じることができます。

【今は日本で大人気!】

そして現在は日本のツイッターで注目が集まっており、

「その発想はなかった」
「おっちゃんがいきなり近くになるのウケる」
「なんだか元気がでる」
「カメラのAF(オートフォーカス)が優秀!」
「魚眼カメラにしたらやばそうww」

といった具合に、たくさんの人を元気にしているようです。

ちょっとした思いつきが世界中を笑顔にし、6年経った今でも誰かを笑わせ続けているだなんて、動画を投稿した当時は想像だにできなかったでしょうね!

参照元:YouTube[1][2]
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼まずはフィンレンソンさん自身が投稿した動画からどうぞ

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