プロデューサー、DJとして活躍する大沢伸一さんによるソロ・プロジェクト「MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)」が、2017年6月16日にテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(以下、Mステ)に初出演することが決定しました。

10代から20代にかけての多感な時期、大沢さんの手がける楽曲にたくさん触れてきた30代としては、「モンド・グロッソがMステに出る」ってだけでめちゃくちゃ感慨深いんですけど~! 

しかも披露するのは、ボーカルに女優の満島ひかりさんをフィーチャーした楽曲『ラビリンス』だというのだからたまりません。

ドラマの主題歌となった楽曲『おとなの掟』でもボーカルを披露し話題となっていた満島さんが、大沢さんという音楽界のカリスマと一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか……楽しみすぎて夜まで待てないよ~~~!!!

【14年ぶりのアルバムに収録されています】

『ラビリンス』は6月7日に発売された、モンド・グロッソ14年振りとなるアルバム『何度でも新しく生まれる』の収録曲。全曲日本語ボーカル曲という、モンド・グロッソとしては初の試みとなるアルバムです。

ボーカルを務めているのは、満島さんのほか、UAさんやbirdさんといった “モンド・グロッソのミューズたち” 。さらには大橋トリオさん、やくしまるえつこさんなど、超豪華な11人のゲストボーカリストたちです。

このアルバムは、iTunes総合ミュージックアルバムで1位を獲得するなど大きな注目を集めているのですが、その中でも満島さんは異質な存在感を放っていると言っても過言ではありません。

【この感じ、なんだか懐かしいゾ……!】

東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんが作詞を務めた『ラビリンス』は、軽快なダンスナンバー。6月5日には香港を舞台に撮影されたMVも公開され、すでに再生回数172万9000超と大人気となっています。

音を聴いていて感じたのは、夜のネオンの隙間にある闇や、クラブの中を連想させるほの暗さ。90年代から2000年代にかけてクラバーたちを熱狂させた、オシャレでありながらも切なさを帯びたサウンドを思い起こさせます。

満島さんの透明感ある歌声が、そんなメロディーとリズムにホントよく合っているんだわ。

【ウォン・カーウァイ作品を観ているかのようです】

MVのなか、タイトルさながら迷路をさまよっているかのように歩き、歌い、踊る満島さん。その姿はとても画になっていて、まるでウォン・カーウァイ監督の映画を観ているような気分になりました。美しくって幻想的で、観終わったあとしばらく、ぽ~っとしちゃいましたよ。

かつて三浦大知さんと共に「Folder(フォルダ)」のメンバーとして活躍していた満島さんだけに、ダンスも華麗。Mステの前に、予習としてぜひ観ておくべしっ☆

参照元:YouTubeMONDO GROSSOテレビ朝日
執筆=田端あんじ(c)Pouch

▼いろいろな意味でレアな1曲!

▼大沢さんの曲、めっちゃ聴いてたなぁ…