連日の猛暑のせいで、「愛犬の散歩の時間をずらしている」という飼い主さんも少なくないことでしょう。しかし昼間の気温が高いと夜中まで30度を越えたまま……といった場合もあるので、早朝だろうと夜中だろうと気をつけたいものです。

特に太陽光でじりじり焼き尽くされたアスファルトには、注意が必要。夏の地表面温度は約65度まで上昇するらしく、知らないあいだに、犬が肉球を火傷をしてしまうという事故が発生しているようなんです。

【手の甲で5秒間地面をタッチ】

この事態を未然に防ごうと、犬の靴・靴下専門店「docdog(ドックドッグ)」が推進しているのが、お出かけ前に手の甲で地面を5秒間タッチして熱さを確認する「#わんタッチ」活動。

散歩に連れていく前に、飼い主さん自ら地面の熱さをチェック。チェックするのは手のひらよりも、温度を感じやすい手の甲のほうがいいそうです。熱いと感じたら散歩の時間をずらすか、犬用の靴を履かせるかしたほうがいいとのことでした。

【涼しいと思っても油断は禁物】

「docdog」の監修を務める獣医師さんいわく「涼しさを感じる⼣方であっても、地面はまだ⼗分に熱を持っていることもあり得る」とのこと。肉球は傷が治りにくい場合もあるので、十分な注意が必要だといいます。

そして火傷に至らなくても、足裏に熱さを感じることでストレスの要因になるのだとか。

犬は多少痛くても吠えたり鳴いたりして訴えることは少ないそうなので、飼い主さんがしっかり見てあげることが必要かもしれません。散歩中に愛犬が日陰などの涼しい場所でうずくまったり、日なたで速足になったりした場合には、地面の温度をみてあげてくださいね。

【対策グッズを取り入れるのも◎】

「docdog」には犬用の暑さ対策グッズがいくつかあって、中でも重宝しそうなのが、ワンコ専用靴「Mud Monsters(マッドモンスターズ)」(8521円 / 以下すべて税込み)。また、水に濡らすだけで犬の体を冷やしてくれるという「スワンプクーラークーリングベスト」(8100円)も、今の季節にピッタリ。濡らしても重くならない構造になっているそうなので、あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

参照元:プレスリリース、docdog[1][2]
一部画像のみ:Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「Mud Monsters」


▼「スワンプクーラークーリングベスト」