スヤスヤと眠る母猫の腕にくるまれながら、もぞもぞ動いている子猫。

どうやら子猫はちっとも眠たくないようで、ちいさな前足でママ猫の足を抱え込んだかと思うと……突然の猫キック! 猫キック!

なんなの? そのちっさな足とやんちゃなお顔なんなの?? もうどうにかなっちゃいそうな可愛さで、無限ループで見ていたくなっちゃうよおおぉ!

【ガブガブ、キックキック!】

まんまるお腹に横耳のちっさな子猫が、ママ猫の前足にしがみついて、いっちょまえにキックキック! その姿が可愛すぎて、思わず鼻息が荒くなってしまうこちらの動画。

ママ猫は目を閉じたまま、ひょいと前足を動かして子猫をいなしていますが、見ている人間はもうダメだああああ!

しかも、ママ猫が前足を移動させると……子猫はちいさな足をばたつかせながら一生懸命それを追いかけて、おめめをキュッと細めて抱え込もうとするんですよおおぉおぉ!!!

ア〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!! ”#$%&’()?!?

すみません、取り乱しました。あまりのかわいさに、完全にノックアウトです。

【「一時預かり」の猫ちゃんでした】

動画を投稿したのは、インスタグラムユーザーのfostercatsfordaysさん。里親として、2010年から保護猫たちの一時預かりをしているそう。

保護猫の里親さんは、その猫に引き取り手が見つかるまでの間、一時期的にお世話をすることが一般的。だからきっと、この子猫ちゃんも、今頃はどこかのお家で幸せに暮らしているのだと思います。

投稿したfostercatsfordaysさんは辛いときや寂しいとき、この動画を見ると元気が出るのだそう。その気持ち、わかるなあ。

ずっと一緒に暮らせなくても、fostercatsfordaysさんは猫たちと一緒にとても大切な時間を過ごしている。そしてその記録や記憶が、この先もずっとfostercatsfordaysさんを支えていくんでしょうね。

【ちなみに「猫キック」は英語で…?】

ところで、日本では ”猫が何かをつかんで足で蹴る様子” のことを、見たまま「猫キック」と呼びますが、はてさて英語では……?

この動画につけられたコメントによると、どうやら「bunny kick」というらしいです。つまり、猫キックではなく、ウサキック!

ウサギは後ろ足でジャンプキックをしたり、ダンダンと地面を鳴らしたりすることがあるので、キック=ウサギのイメージがあるのかも。

日本語と外国語で動物の鳴き声の表現が違うのはよくあることですが、こうした「動物特有の動き」につけられる名前にも違いがあるなんて、面白いですよねえ!

参照元:Instagram @fostercatsfordays
執筆=森本マリ (c)Pouch