ここ数年で、台湾発の「ティースタンド」が続々開店しているのをご存知ですか?

台湾茶というと「タピオカミルクティー」が有名ですが、台湾茶のスタンドで売られているのは「タピオカ入り」ばかりではありません。

台湾産の高級茶葉を使った本当においしいお茶を、お店ごとの個性で堪能できるメニューがたっくさんあるんです。これを味わわなきゃもったいない!

ということで今回は、浅草にあるフルーツティーが売りの「一芳(イーファン)」をご紹介します!

【一芳台湾水果茶(イーファン)】

昨年末、浅草に1号店を開いた「一芳(イーファン)」。水果=フルーツのことで、水果茶のとおり、フルーツがたっぷり入ったフルーツティーが人気のドリンクスタンドです。

メニューには「冬瓜レモン玉露」や「龍眼ナツメ茶」などの文字が並んでいて、一体それはどんな味なの!? と思わず気になっちゃう。

一方で、日本人が開発した高品質の紅茶として知られる「日月潭(にちげつたん)紅茶」など、ストレートに茶葉のおいしさを味わえるメニューもあります。

本場台湾と同じように、注文時には甘さと氷の量が選べるというのも嬉しい〜!

【生のフルーツが入っています☆】

いろいろメニューがあって目移りしますが、台湾の夜市でもよく飲んでいてお気に入りの「愛玉ゼリーレモンティー」を注文しました。

輪切りのレモンが入っていて、見るからに夏テイスト♡ ひとくち飲むと、さわやかなレモンと茶葉のスッキリとした香り、マイルドな酸味が口の中に広がります。これこれ〜!!

ちなみに「愛玉」は、「愛玉子(オーギョーチ)」というデザートで知られる、植物由来の柔らかなゼリー。ツルンとした食感がイイんですよね。

ほかにも公式インスタグラムでは、パッションフルーツティーやローゼルレモンティーなど、一芳ならではのフルーツティーが紹介されていました。

これからの暑くなる季節に、水分&糖分&ビタミンをまるごと補給しちゃえそうなアイスティーの数々、ぜひトライしてみてください☆

【お茶派待望の台湾茶スタンド!】

今回訪れた一芳浅草店にはイートインがありません。実は台湾では「テイクアウト専門」のティースタンドが街中にあるのが普通なんです。

その数は、日本の「自販機」の代わりにティースタンドがあるくらいの密度。ひょっとすると、もっと多いかも?ペットボトルよりも、スタンドで購入したドリンクのカップを持って歩いている人のほうがよく見かけるほどです。

日本だと、気軽に立ち寄れるコーヒー店はあちらこちらにあります。でもお茶の専門店となると、ちょっと敷居が高いお店が多い印象がありました。

でも、台湾茶スタンドのブームのおかげで、その敷居はグッと下がったように思います。しかも台湾茶の守備範囲は、紅茶・緑茶・中国茶と広い!

お茶派の皆さん、これからは台湾茶スタンドでバンバンおいしいお茶、飲んじゃいましょ☆

【今回訪れたお店】
店名:一芳台湾水果茶 浅草店
住所:東京都台東区浅草1丁目29-5
営業時間:10:00〜21:00

参照元: Instagram @yifangtea.jpFacebook
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch