暖かい気候のおかげで、桜の開花が早まりまくり! 先週末にお花見を楽しんだという人も、少なくなかったのではないかと思います。

ところでみなさんは、「義理お花見」という言葉をご存知でしょうか。

義理お花見とは、会社やサークルなどの “お付き合い” でお花見に参加すること。家族や友人、恋人といった気心の知れた人たちと積極的に行うお花見とは、真逆のタイプのお花見のことなんです。

【義理お花見をしたことがある人は約半数】

株式会社ウェザーニューズが、全国5万1295人を対象に「お花見調査」を行いました。それによると “義理お花見” をしたことが「ある」と答えた人は、回答者の7115人のうち、約半数にあたる47%でした。

「ある」と答えた人たちに “義理お花見” の相手や内容を尋ねてみると、「会社」や「上司からの誘い」がほとんど。中には「新入社員の時に場所取りへ」という回答もあって、おそらく時期的に、歓迎会も兼ねた “春の行事” としてお花見を行なっている会社が多いのでしょうね。

【会社の人とお花見するのは「楽しくない」!?】

興味深かったのは、「誰とするお花見が一番楽しかった?」という質問に対する回答。もっとも多かったのは「恋人・家族と」(53%)、次いで「友人たちと」(30%)、「1人で」(11%)と続き、もっとも少なかったのは「会社の人と」(6%)だったんですよね。

この回答結果を見ると、 “義理お花見” を「楽しい」と感じている人は、限りなく少ないのかもしれません。

もちろん会社における人間関係次第で、お花見が楽しいか楽しくないかは大きく変わってくるのでしょうが、なんとも言えない結果ですね……。 “飲みにケーション” という言葉を聞かなくなって久しいですし、個人的にはまあ、わからなくもないのですが。

【女性に人気なのは「1人花見」】

ちなみにもうひとつ興味深かったのは、女性の5人に1人が「1人お花見が好き」と回答していた点です。

前述の「誰とするお花見が一番楽しかった?」という質問に対し「1人で」と答えた男性は7%だったにもかかわらず、なんと女性は19%! わたしも自由気ままな1人行動が大好きなので、こんなにも仲間がいたとは嬉しいかぎりです♪

会社帰りに1人でフラッとお花見するのって、なかなかいいものですよ。未体験という女性のみなさんは、ぜひともお試しあれ。

参照元:プレスリリース
画像:ぱくたそ
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼「会社の人」、人気なさすぎ(笑)