オーストラリアのアデレードに暮らす、インスタグラマーのエマ・ジューン(Emma June)さんは、トラベラーでブロガー。そしてとびきり素敵な “バスタイムショット” を生み出す、アーティストでもあるんです。

お風呂に入っているところを後ろから俯瞰で撮影した “バスタイムショット” の数々は、構図自体はおんなじでも、シチュエーションは全く異なっているのが大きな特徴。

お湯の色、映り込んでいるバスタブ周りの小物、そしてエマさんの髪形など、写真によっていろいろな違いがあって、どれもめちゃくちゃフォトジェニックなんですよね……!

【写真1枚の「統一感」にご注目】

たとえばある日の1枚を紹介すると、真っ白なお湯に浮かんでいるのはバラの花。バスタブに渡したテーブルにはカットした苺とお花、そしてキャンドルが並んでいて、バスタブ周辺にもキャンドルの炎がキラキラとゆらめいています。

別の日の “バスタイムショット” を見ると、イエローのお湯に浮かんでいたのは、スライスしたオレンジと黄色い花びら。テーブルにはオレンジティーが入ったポットとひまわりの花が置かれていて、とっても明るい雰囲気なんです。

【ご本人にお話を聞いてみた】

とっても素敵なコンセプトばかりで憧れちゃいます〜! ということで、エマさんに直接お話を伺ってみました♪

Q. どうして “バスタイムショット” を始めようと思ったの?

A. 「お気に入りのインスタグラマーの1人、Tara Milk Tea(@TaraMilkTea)に触発されたことで、独自のバスタイムショットを制作し始めました。彼女はお風呂で撮影するとき、鳥の目のように俯瞰したバックショットを取り入れていて、これがインスピレーションの元になっているんです。わたしはここから新たなコンセプトを生み出し、様々な種類のバスボムとマッチさせるようになりました」

Q. 毎回コンセプトを決めてから、撮影しているの?

A. 「これだ!と思うバスボムをあらかじめ決めて、撮影プランを立てることもありますが、 バスボムを手に取り、それに合いそうなものを家の中で探して作り上げることもできます。その時は完全に私の気分次第。お気に入りのバスシーンのなかには、何の計画もなく偶然できあがったものもあります。」

Q. いちばん気に入っている作品を教えてください!

A. 「インスタのストーリーでシェアした、ハリー・ポッターのハッフルパフ(ホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮のひとつ)がテーマや、アリス・イン・ワンダーランドをテーマにしたものもお気に入り。最近だと、「ひまわりのお風呂」かな。体調が悪かったけど、とってもハッピーな気分になっちゃいました!」

【こんなお風呂に入ってみたい☆】

エマさんが言う “ひまわりバス” とは、先に紹介したイエローのお湯のことです。うん、たしかにアレは、数ある “バスタイムショット” の中でも際立ってハッピーな雰囲気だったわ~♪

たとえ写真に収めなくても、バスタイムのときにマネしてみたくなるアイディアが目白押しな、エマさんのインスタグラム。極上な時間を過ごすべく、さっそく参考にしてみてはいかがでしょうか。

参照元:Instagram @navigatingwanderland
画像=navigatingwanderland used with permission
執筆=田端あんじ (c)Pouch