ひと昔前まで、バレンタインチョコといえば「本命チョコ」か「義理チョコ」の2択でした。

しかしここ数年は多様化の一途をたどっており、先に挙げた2種類に加えて「友チョコ」に「親子チョコ」、「逆チョコ」に「自分チョコ」と、さまざまなかたちでバレンタインを楽しんでいる人が少なくないようなんです。

今回はその中でも珍しい、「逆チョコ」に注目。

なんでも「逆チョコ」とは、男性から女性に贈られるチョコレートのことらしく、2008年ごろからこう呼ばれるように。考えてみれば、海外のバレンタインでは “男女問わず感謝の気持ちを伝える日” という認識のようですし、男女逆でも大いにアリなのではないでしょうか。

【9割以上の女性が「逆チョコは嬉しい!」と回答】

株式会社ロッテが、全国の10代から60代の男女2400名(各400名)を対象に行った調査によると「バレンタインに逆チョコをもらったら嬉しい」と回答した女性の割合は、なんと96.1%!

もらいたい相手として挙げられていたのは、多い順から「パートナー(旦那、彼氏)」(45.4%)、「男友達」(21.3%)、「息子」(9.2%)で、「パートナー以外からの逆チョコも大歓迎!」という人は意外と多いようなんです。

【どんなシチュエーションが理想?】

さらに興味深かったのは、「逆チョコをもらいたいシチュエーション」に寄せられていた回答。

「呼び出されて、手渡しされる」
「帰り際に手渡しされる」
「鞄の中など、こっそりと渡される」
「当日デートに誘われて渡される」
「告白されながら渡される」
「オフィスのデスクに置いてある(机の引き出しに入っている)」

といった具合に、今にも恋が走り出してしまいそうな胸キュンシチュエーションばかりで、回答者が全員ティーンエイジャーなんじゃないかと錯覚してしまった次第。

とはいえ、どれもこれもバレンタインチョコの渡し方としては、定番中の定番です。「王道に勝るものなし」と言いますか、いくつになろうとも、憧れてしまうパターンなのかもしれませんねぇ。

【自分チョコの平均予算は1669円】

また個人的に気になったのは、「自分チョコ」についての回答。

「自分チョコ」の購入理由として最も多かったものは「自分へのご褒美」 、また平均予算は「1669円」となっており、この金額は「義理チョコ」の平均金額731円よりもずっと高いんですよね。

【自分を甘やかせるのは自分だけ!】

自分とは一生付き合っていかなければいかないわけですから、ご機嫌取りだって自分でしなくちゃいけません。

だから1年に1度くらい、甘~いチョコで自分をたっぷりと可愛がってあげるのもアリ♪ ってなわけで、今年はほかならぬ自分のためだけに、「自分チョコ」を買い求めてみてはいかがでしょうか。

参照元:プレスリリースVALENTINE LOTTE

執筆=田端あんじ (c)Pouch

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