アメリカ・カリフォルニア州にある動物園「サンディエゴ・ズー・サファリ・パーク」がYouTubeに公開したのは、オスのベンガルトラの赤ちゃんの映像。お目目くりくりで愛嬌たっぷり、ぬいぐるみのようなモフモフの毛並みが、と~っても愛くるしいんです。

お腹をなでられ気持ちよさそうにあくびをしたり、勢いよくミルクを飲んだり。人間の赤ちゃんさながら、自分のお手てを舐めてみたりと、やることなすこと全てが可愛らしい~っ♪

【密輸されそうになったところを保護】

そんな赤ちゃんトラは動物園で生まれたのかと思いきや、どうやらそうではない模様。海外サイト「Mashable」によると、メキシコからアメリカへ密輸入されそうになっていたところを救助されたそうなんです。

赤ちゃんトラを自分の車で密輸入しようとしたのは、18歳の若者。メキシコの都市ティフアナの通りで、成人男性から約3万2600円で買い取ったようです。

【健康状態はバッチリ&食欲旺盛のようです】

アメリカの税関と国境保護管によって若者の手から救助された赤ちゃんトラは、合衆国魚類野生生物局へと渡り、その後「サンディエゴ・ズー・サファリ・パーク」に保護されました。

パークの公式サイト「ZOONOOZ」によれば、赤ちゃんトラはパーク内にある病院で検査を受けて、健康状態は良好。年齢は推定で生後5~6週、体重は2.7kgをやや上回るくらい。ミルクのボトルを奪い取るほど元気で、すくすく育っているようですよ~。

新生児ということもあって、現在は他の動物と離れた場所で暮らしている赤ちゃんトラ。いずれ一般公開されそうですが、どうか健やかに、幸せに暮らしてほしいものです。

参照元:YouTubeZOONOOZMashable
執筆=田端あんじ (c)Pouch