イタリアのタイヤメーカー・ピレリ社が制作する「ピレリ・カレンダー」は毎年さまざまな美女をフィーチャーし、独特のテーマで撮影することで世界中の注目の的となっています。以前 Pouch でも紹介したように、2017年版はニコール・キッドマンやユマ・サーマンといった有名女優たちのスッピンをフィーチャーして話題となりましたが、このたび2018年版の撮影がスタートしたようです。

毎回有名カメラマンを起用することでも知られている「ピレリ・カレンダー」。今年のカメラマンは幻想的な作品群で知られる、イギリスの写真家ティム・ウォーカーさんです。テーマは、これまで誰も見たことのなかった『不思議の国のアリス』

VOGUE によると、ディレクションを担当したのはイギリス版『VOGUE』の新編集長エドワード・エニンフルさん。注目すべきはキャストが黒人モデルばかりという点で、これは50年という歴史の中で初の試みなのだそうですよ。

【キャストがめちゃくちゃ豪華なんですけども】

ピレリ社のインスタグラム、さらにはYouTubeで撮影の裏側を垣間見ることができるのですが、ちらっと見ただけでもそうそうたるメンバーが出演していることがよくわかります。

主人公のアリスを演じるのは、「バービー人形そっくり!」と話題の黒人モデル、ダッキー・ソットさん。

ほかにもラッパーの “パフ・ダディ” ことショーン・コムズさん、モデルのナオミ・キャンベルさんが出演。さらにはドラァグ・クイーンで俳優のル・ポールさんがハートのクイーン役で登場しているようです。


「VOGUE.com」によれば、そのほかにはウーピー・ゴールドバーグさんに、ラッパーのリル・ヨッティさん。丸刈りと愛らしい “すきっ歯” がトレードマークの新人モデル、スリックさんなどが参加しているのだとか。

【早く全貌が見た~い】

豪華な面々が、ティムさんならではな “ほんのちょっぴり毒を含んだ” ファンタジックな世界観に溶け込む。その光景を想像しただけで、胸の高鳴りを押さえられません~!

今回もヒット間違いなし。黒人モデルズによる『不思議の国のアリス』の全貌を、1日も早く見てみたいものですね……!

参照元:Pirelli CalendarInstagram @pirelliYouTubeVOGUE.com
執筆=田端あんじ (c)Pouch