3月といえば、卒業式シーズンですねぇ。引っ越し見積もりサイト「引っ越し侍」が行った「第二ボタン」に関する調査によれば、「卒業式で第二ボタンをあげた・もらった」と答えた人は35%。名札やネクタイなど「第二ボタン以外にものをあげた」という人は5%で、「ない」という人は65%という結果となっていました。

調査では「第二ボタンをもらえた人」のエピソードも公開されているのですが、どれもこれも甘酸っぱ~い♡

「他の女の子に第二ボタンが欲しいと言われていたにも関わらず、『俺はお前にもらって欲しい』と、わたしのところへ届けにきてくれた」なーんて話には、身もだえしちゃいましたよ。

きっと多くの人の胸の中に、第二ボタンにまつわる思い出があるに違いありません。

【「第二ボタン」じゃないボタンをもらった思い出】

かくいうわたしも、中学時代に恋焦がれていた1年上の先輩から、ボタンをもらったことがあります。まあ、第二ボタンじゃなく、第一ボタンか第三ボタンだったんですけども……(記憶があやふや)。

【女性スタッフに話を聞いてみた】

Pouch 編集部のスタッフたちにも「第二ボタンの思い出」について聞いてみたところ、女性たちからは次のような話を聞くことができました。

御花畑マリ子さん:好きな人(憧れの先輩)にもらいにいった

「イベントでわちゃわちゃしている環境を狙ってもらいにいきました。第二ボタンではなかったけど嬉しかった。きゃーーー!」

百村モモさん:好きでもない先輩のボタンを強制的に……

「上下関係の厳しい部活にいたため、3年女子の先輩から『3年男子の制服に第二ボタンが残っていたらかわいそうだから、1年女子は分担してもらいにいけ』と脅されて、青ざめながら好きでもない先輩にもらいに行きました。その後、もらったボタンをどうしたかは覚えていないです」

えええええ、かわいそうだから「強制的に」って……!

百村さん含む1年女子が本当に気の毒ですし、そんなにかわいそうだと思うなら、3年の女子たちがもらいにいってあげたらよかったのに~! それに男子の先輩もそこまでされたら、ありがた迷惑のような気がするんだけど……。そんな風に思うのは、わたしだけなのでしょうか。

【学生時代バズってた(モテた)男性の武勇伝】

ちなみに Pouch の姉妹サイト「ロケットニュース24」には、「第二ボタンどころか、ボタンが全部なくなった」という武勇伝を持つ男性が1名いるんです。

その名はYoshio。中学・高校とサッカー部でブイブイいわせていたらしいのですが、たしかにサッカー部って、“モテ部活” の代表! みたいなとこありますよねぇ。

「クラスのみんなが仲良くて、ボタンが全部なくなった。だけど第二ボタンだけは、卒業式手前に告白された女の子にあげたな~。付き合わなかったけど」

本人は「モテたというより、女性をあまり意識しない接し方が女子ウケしてたんじゃないかな」と自己分析しているのですが、「3年間で1〜2回は告白されていた(でも誰とも付き合わなかった)」らしいので、フツーにモテていたんだと思います。

しかしそんな “モテ男” も、30代になった今では、ハロウィンで変態仮面のコスプレをするまでに様変わりしました。ある意味ステップアップしてると……言えなくもないかも!?

参照元:引っ越し侍
執筆=田端あんじ (c)Pouch