北海道勇払郡(ゆうふつぐん)にある占冠村(しむかっぷむら)。ここは1月から2月にかけて氷点下約30度まで冷え込むそう。そこで滞在型スノーリゾート「星野リゾート トマム」でこの時期に営業しているのが「氷のホテル」

氷に囲まれた空間での宿泊体験に加え、「氷の露天風呂」「氷の湯上がり処」が楽しめたり、今年はさらに熱々のオニオングラタンスープなどが提供される朝食が初めて登場するのだとか!

チェックインからチェックアウトまでどんなひとときを過ごせるのか、もうワクワクしちゃいますね♪

【天井も壁もすべて氷で作られた「氷のホテル」】

「氷のホテル」は、天井や壁、家具もすべて氷でできているドーム型の空間になっています。


直径約8.5メートル、高さ約3.5メートルの氷のドームは、特殊な方法で設計されるため天井や壁に継ぎ目はナシ。「こんな寒そうなところでどうやって寝るの~!?」なんて思ってしまいそうですが、宿泊者は寒冷地対応のシュラフ(寝袋)にくるまって眠りますのでご安心を。

【氷に囲まれたあったか露天風呂】

「氷のホテル」の名物は「氷の露天風呂」。ここは白樺の森を一望できる氷に囲まれた露天風呂となっており、静寂と氷の輝きに包まれながら温かいお湯に浸かることができるんです。

【氷の湯上がり処はちょっとリニューアル】

入浴後は星空の下で余韻に浸れる「氷の湯上がり処」へ。ここは、専用のルームウェアを着用してドリンクを片手に寛げる空間。氷でできた2台のリラクシングチェア氷のセラーが設けられていて、ゆったりと過ごすことができます。


氷のセラーの中には、生姜、はちみつ、レモンやシナモン、ミルクやウイスキーといったさまざまな材料が並べられるとのこと。これらの材料を使い、全50種類のレシピを紹介するカードを参考にして「レモンダージリンの自家製ジンジャーシロップ割り」や「ラムハニートミルク」など自分で作ってみるのも楽しそうです。

【朝食サービスがスタート!】

そしてこの冬あらたにスタートするのが、身体を温めるスープや野菜を提供する朝食サービス

注目は「炎で仕上げる熱々オニオングラタンスープ」。こちらはスタッフによって、目の前で炎が燃え上がる演出とともに仕上げるため、アツアツの状態で提供されるのが特徴です。氷点下の空間で湯気が出るホットスープをゴクリ……体中にあたたかさと心地よさが染みわたりそうですね!


他にも、サーモンと生ハムの塩味を活かしたエッグベネディクト、人参やカブなどの根野菜を中心にセレクトしたバーニャカウダ、はちみつヨーグルト、コーヒーの提供が。ホテルでの宿泊といえばどうしても朝食も期待しちゃうだけに、宿泊者限定のこのサービスはうれしい限り!

【あら、意外に宿泊料金はリーズナブル!?】

「氷のホテル」2019年1月19日~2月28日のチェックインまで。気になるお値段は1泊1名あたり2万3000円(税・サ込)。えーっ、これだけの非日常体験が味わえてこのお値段はオトクでは!?


すでに「星野リゾート トマム」のホームページで宿泊予約を受付け開始していますが、ほぼ埋まっているという人気ぶり。残席わずか(2018年9月21日現在)ですので予約できた方は超ラッキーですよ~!

参照元:星野リゾート トマムプレスリリース
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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