結婚を決めたはいいものの、迷いが生じることはままあるもの。

「アニヴェルセル総研」が全国の20代から30代の既婚男女1236名を対象に行った「結婚前の悩み」に関する調査によると、「結婚する前にもっとも悩んだこと」の第1位を獲得していたのは、「経済面の不安」(38.0%)。

その後は「結婚したいほど好きな相手か」(23.3%)、「相手の家族(人柄、家柄)」(12.4%)と続いておりました。

お金は大事だから、悩むのは当然。また相手の家族に関しても、結婚後はなにかと関わる機会が増えるから気になるのもわかるわ~。

【「結婚したいほど好きな相手か」という回答について考えてみた】

この調査でわたしが気になったのは、2位の「結婚したいほど好きな相手か」。数字をみると、約4人に1人がこれについて悩みを抱えていたことがわかります。

既婚の友人は結婚する前によく、「結婚するまでにいくつも “イベント” があるから、そのたびに本当に結婚していいのか考えた」と言っていました。

プロポーズ、新居探しに各種手続きの手配、親への挨拶、そして両家の顔合わせ……。婚姻届けを出すまでに節目のようなものはたくさんあって「 “1度立ち止まることができる” というのは大きかった」と、よく話してくれたんですよね。

【結婚前の同居がきっかけで関係性を見直すパターンも】

そういえば、結婚するにあたって事前に同居してみて、これまで知らなかった相手の一面を見て婚約解消していたカップルもいたっけ……。

結婚は「生活」。恋愛中のように「嬉しい! 楽しい! 大好き!」だけじゃあきっとやっていけないから、現実を目の当たりにしたときに、ふっと冷静になったのかもしれません。

相手のダメなところをゆるせたり、かっこ悪いところを受け入れたりできないかぎり、どちらにとっても居心地が悪そうです。ひょっとしたら神様が、結婚前のカップルに「本当にこの人でいいのか~?」といろんな試練を与えていたりして!?

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch