アルパカワイン飲み比べも、今回で3回目。第1回、第2回と赤ワインを飲んできたわたしが次に手にとったのは、辛口の白ワイン「ソーヴィニヨン・ブラン」です。

ソーヴィニヨン・ブランは、人気の白ぶどう種。フランス・ロワール地方やボルドーで古くから造られている、早熟で樹勢の強いぶどうです。

味わいの特徴は、フルーティーで爽やかな風味とキリリとした酸味。果たしてこの特性がアルパカワインでも表れているのか、さっそく検証してみたいと思います☆

【酸味と甘味が混じったいい香り~♡】

封を開けるなりボトルから漂ってきたのは、青りんごのような香り。酸味と甘味が混じっているかのような香りは癒しのアロマのようで、いつまでも匂いをかいでしまいそう。

グラスに注ぐと、気持ちいいくらいの透明度。ひと口ふくむとソーヴィニヨン・ブランならではのスキッと爽やかな酸味が広がって、めちゃくちゃサッパリする~! まだ熟れきっていない、すっぱい果実をかじったような後味を感じました。

この味ならば、カルパッチョや蒸したチキンなどあっさり系の料理にも合いそうだし、逆に油を使った料理にもマッチしそうです。

【揚げ物料理が合うらしいんだけど…】

販売元のアサヒビールの公式サイトで、おススメのおつまみをチェックしてみたところ「フリットなどの揚げ物料理がおススメです♪」とのこと。

とはいえ、今は揚げ物の気分じゃないな……。そこで選んだのが、肉汁たっぷりの「シュウマイ」です!

結論を言うと、ジューシーな肉汁とワインがめちゃくちゃ合うんですよねコレが。

スッキリとした酸味が油をキレイさっぱり洗い流してくれると言いますか、まるで “お口直し” しているかのような気持ちに。一緒に添えた、ごま油と塩昆布でサッと炒めたピーマンも、このワインとよく合います。

【「油×あっさり味」の料理と相性◎】

もう1品用意したのは「カブと鶏肉のパリパリ炒め」。カブの食感がパリパリするよう火を通しすぎないことが調理のポイントで、よしながふみさんの漫画『きのう何食べた?』(講談社)の12巻に出てくるレシピを参考にしています。

鶏肉から出た油で仕上げたこのおつまみも、ワインとの相性が抜群。

油ものとの相性はバッチリで、なおかつニンニクやショウガといった風味ともすんなりマッチするこのワイン。中華料理と一緒にいただきたくなる味ですが、料理自体の味は濃すぎないほうがベターなのではと思いました。

【「洗い流されてる感」がある~!】

「アルパカ ソーヴィニヨン・ブラン」を一言で表すなら、「こってり感を一掃してくれる “お口直しワイン” 」。簡単おつまみなら、コンビニで売っている肉まんや、レンジでチンするだけでできるフライドポテトなんかがおススメで~す!

参照元:アサヒビール [1] [2]
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

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▼するする飲めちゃう(飲み切りました)


▼フライドポテトを合わせるなら、シンプルな塩味が良いかと!