今年2018年も、たびたび大型台風に見舞われている日本。こういったとき被害に見舞われるのは、人間だけではありません

台風で傷ついた “柿” を販売し、被災した生産者を応援しようと立ち上がったのは、食品宅配の「Oisix(オイシックス)」です。

9月4日に西日本を縦断した台風21号の影響で傷ついてしまった奈良県産の “種なし柿” を、「種なし台風柿」と命名。10月4日からインターネットで、翌5日からは東京・恵比寿三越店の実店舗で、販売をスタートしました。

【「ふぞろい野菜」の応用編!】

奈良県産の種なし柿は、元々「Oisix」の人気商品だったもの。台風21号によって人的被害はなかったものの、全体の2割ほどの柿に傷がつくなどの影響が出てしまったといいます。

この現状を知った「Oisix」は、普段自社で販売している「ふぞろい野菜」に注目。

規格外として廃棄されたり、加工品用に廉価で買い取られたりする商品を「ふぞろい野菜」として販売するという試みで、これにならって「種なし台風柿」の販売を決定したようです。

【味は美味しい&縁起も良さげ♪】

「種なし台風柿」は、傷がついているせいで見た目はあまり良いとは言えません。

しかし味は保証付きで、届いたときにはサクサク、そして時間をおくとトロッとやわらかくとろけるような食感が楽しめる “2度美味しい柿” なのだとか。また強烈な台風を耐えた “落ちない柿” ということで、なにやら縁起も良さそうなんです。

【受験を控えているみなさんはぜひ】

10月は、幼稚園や小学校の受験シーズン。その後には、中学、高校、大学受験シーズンが控えています。

生産者への応援としてはもちろん、縁起をかつぐという意味でも、購入する価値があるのではないでしょうか。

「種なし台風柿」のお値段は、1袋3~4個入り、500g相当で税抜き330円となっています。この機会に旬の美味しい柿を、存分に味わっちゃいましょう♪

参照元:プレスリリースOisix
執筆=田端あんじ (c)Pouch