幼い頃にきっと多くの人が観ていたであろうNHKの番組、『みんなのうた』。もしもあなたが小さいお子さんを持つパパさんママさんであるならば、我が子と一緒に、今現在も観ているかもしれませんね。

『みんなのうた』の歴史は古く、スタートしたのは1961年。「音楽と映像でつづる5分のミュージカル番組」をイメージして始まったそうなのですが、実は作り手が超豪華。その時代に人気だったトップミュージシャンや、クリエイター達が名を連ねています

創成期の “歌い手” は、ペギー葉山さんに中尾ミエさん、ダーク・ダックスなどなど、当時の音楽業界における売れっ子ばかり。映像制作を支えていたのも、和田誠さんに藤城清治さん、横尾忠則さんにやなせたかしさんと、そうそうたるメンバーでした。

【歌い手のラインナップが豪華すぎる】

有名な曲をあげると「コンピューターおばあちゃん」はYMO時代の坂本龍一の編曲&演奏。シブがき隊の「スシ食いねェ!」など人気アイドルの起用もありました。

「有名歌手やミュージシャンが『みんなのうた』の歌い手を務める」という流れは、2019年になった今現在にも受け継がれておりまして、ただいま絶賛放送中の新曲を担当しているのは、人気音楽グループのAAA(トリプルエー)と、人気ロックバンドのOKAMOTO’S

さらにさかのぼってみてみると、2010年代には、ORANGE RANGEにSuperfly、クレイジーケンバンドにエレファントカシマシなどが。

2000年代には、平井堅さんに椎名林檎さん、UAさんや宇多田ヒカルさん、BUMP OF CHICKENにSEKAI NO OWARIといったアーティストたちが名を連ねておりまして、これそのまんまフェスが開けるメンツではないですか~!

【「聴いてみたい!」という人はリクエストしてみるべし】

こんなにも豪華なメンツが顔をそろえていることを知らなかったという人は、おそらく少なくないのでは?

各楽曲のラインナップはNHKのホームページでチェックできるほか、リクエストもできるようになっているので、さっそくご覧になってみてはいかがでしょうか。

【タモリさんの歌声を聴けるチャンスです】

ちなみに……意外な歌い手として紹介せずにはいられないのが、タモリさんの存在。1980年10月から11月にかけて、タモリさんが歌う『ミスター シンセサイザー』が放送されていたんです。

2019年1月19日の深夜2時5分から放送される『みんなのうた』では、この楽曲を含めたレア曲を聴くことができます。

そのほかには、やくしまるえつこさんが歌う『ヤミヤミ』や、宇多田ヒカルさんが歌う『ぼくはくま』が放送される予定ですので、夜更かしついでにぜひチェックしてみてください♪

※(編集部からお詫びと訂正 2019年1月19日)当初「WAになっておどろう」の歌手をV6と記載しておりましたが、正しくはAGHARTAです。読者の皆様、関係者の皆様にお詫び申し上げます。当該記述は削除しております。

参照元:NHK みんなのうたNHK 番組表
執筆=田端あんじ (c)Pouch