v1

義理チョコは、アリかナシか。あげてもあげなくてもどちらでもいいし、強制されることもなかった学生の頃は、そんなこと考えもしませんでした。

しかし社会人になると話は別。バレンタインが近づくごと、上司や同僚に “チョコをあげなくてはいけない” 空気が社内に漂い始め、結局 “あげざるをえなく” なる。そしてもらった男性側も、 “お返しをしなくちゃいけない” と感じてしまう……。

男女ともに自分から進んで行っているのならなにも問題はないのですが、そうでないのだとすれば、プチストレスですらありますよねぇ。

【義理チョコは感謝を伝えるツール】

スリーエム ジャパン株式会社が行った「義理チョコとオフィスコミュニケーションに関する意識調査」によると、今年義理チョコを渡す予定があると答えた女性は450名中39.8%で、渡す数は平均4.9個、1人当たりにかける平均予算は776円だったとのこと。

d23263-4-322197-2

多くの女性にとって義理チョコは「日頃の感謝を伝えコミュニケーションを円滑にする」ためのもの。「手書きのメッセージを添える」と回答した女性は4割にものぼったらしく、男性の約9割が「手書きメッセージが添えられていたら嬉しい」と答えていたのだそうです。

【ある重役男性の意見】

たしかに、いつもはなかなか言えない感謝の気持ちを伝える機会と考えれば、これ以上の機会はないかも! しかし一方では、こんな意見もあります。

私の知人に会社の重役を務める男性がいるのですが、部下が多いだけにお返しをあげるのも一苦労。自分は甘い物が苦手だし、いい加減面倒なので「今年のバレンタインからは義理チョコ禁止!」と通達したところ、女子社員全員から感謝されたのだと話してくれました。

【義理チョコは義務みたいなもの!?】

義理チョコには人それぞれ見解があるかとは思いますが、「本命チョコだけをあげたい派」の私としては、知人男性の英断に拍手を送りたいところ。義務のようになってしまって心苦しく思っていた人にとってはまさに、鶴の一声ですもの!

バレンタインデーが日曜日だった2016年と違って、2017年は火曜日。義理チョコ禁止令が出ていない会社にいるかぎり、この日会う人には世間の空気的に、やっぱりあげないといけないんだろうなぁ……。

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

d23263-4-419928-1

v4
v5
v6

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]