文具でおなじみのコクヨから発売されたのは、食品ラップみたいな “紙を引き出して使うノート”

普通のノートのようにページの制限がないので、書きたいことや用途に合わせて、好きなぶんだけカットして使うことができるんです。

「ペーパーラップノート」と名付けられたこのノートは、「コクヨデザインアワード」の2011年大会で高い評価を受けた作品「Makino」を商品化したもの。

現在、東京・千駄ヶ谷にあるコクヨの直営店「THINK OF THINGS(シンク オブ シングス)」で発売中で、2019年2月14日からはコクヨ公式オンラインショップ「コクヨショーケース」でも販売されることが決定しました。

【さあ、あなたなら何を書く?】

ノートの使い方というのは人によってさまざまで、勉強のために使う人もいれば、思いついたことをとめどなく書き留めるのに使う人もいます。

そうした使い手のニーズに合わせられる「ペーパーラップノート」は、ノートの定型に捉われない新しいノートで、価格は税抜き2000円。

179mm×15mとまるで巻物のようなサイズ感なので、何を書こうかワクワク。長~い数字の問題を解いたり、小説を書いたり。あるいは歴史年表を書いたりと、使い方は無限大にありそうです。

【こんなノートが欲しかった!】

2011年のコクヨデザインアワードのテーマは、『Campus=「学び」のデザイン』。応募作品総数は1596点にのぼり、「Makino」はコクヨ賞に選ばれています。

デザインを手がけた佐々木愛さんいわく、

「今も昔も、いちばんの勉強方法は、自分の手で書くことです」
「勉強中に感じた、あったらいいなをカタチにしました」

とのこと。ひょっとしたらみなさんの中にも、「区切りがない、エンドレスに書けるノートがこの世にあればいいのに!」と考えたことがある人がいるのではないでしょうか。

【丸の内で開催中の展示会でも購入できるよ~】

「ペーパーラップノート」は、東京・丸の内にある「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」で2月26日まで開催されている「コクヨデザインアワード」のイベントでも期間限定で販売される模様。

会場には2018年の「コクヨデザインアワード」に輝いた作品が展示されるほか、これまで商品化されたプロダクトの中から15点が販売されるので、この機会に足を運んでみるといいかもしれません。

参照元:プレスリリースコクヨGOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARATwitter @KOKUYOTwitter @kokuyo_st
執筆=田端あんじ (c)Pouch