普段、何気なく使っているツナ缶。実はおうちでも、カンタンに作れるのをご存知でしょうか? 作り方は、マグロの赤身をオリーブオイルでサッと煮るだけ。なのに、そのおいしさと言ったら……!

缶詰のツナだってもちろんおいしいけれど、ホロリとしたやわらかな食感、そして贅沢なお味は自家製ならでは。マグロの切り身で作るから、食べごたえもバツグンですよ。

本日は童心にかえって、自由研究のノリで、自家製ツナにチャレンジしてみましょう!

【材料】(250g分)

マグロの赤身 …切り身250g
オリーブオイル…2カップ
ニンニク…2〜3片

※オリーブオイルの量について:フライパン&保存容器の中に入れたマグロが、オイルに隠れる程度を目安にしてください。

【作り方】

1. 深めのフライパンにオリーブオイル、皮をむいて包丁の腹の部分で軽く叩いたニンニクを入れて中火にかける。ニンニクがパチパチ音を鳴らしはじめたら、水気をキッチンペーパーで拭き取ったマグロを投入。

2. マグロの表面が色づいたらひっくり返し、色が変わったら、火を止める。※マグロを投入してからおよそ3分です。

フライパンに入れたまま冷まし、粗熱が取れたらタッパーに移す。

【自家製ツナで、食事作りがラクに♪】

サッと火を通しただけなので、ツナはしっとりやわらか。食べやすい大きさにカットしてサラダやパスタの具にしたり、表面をサッと焼いてツナステーキにしたりと、料理のジャンルを問わず大活躍すること間違いなしです。

サイコロのようにカットして塩・コショウ(または一味唐辛子)で味付けすれば、速攻おつまみに。シンプルだけれど、最高!! あぁ、ビールが進む〜!

【冷蔵庫で2週間保存できます】

牛乳1本を使って作るフレッシュチーズのときにもお伝えしましたが、日持ちのしない食品もオイル漬けにすることで、長持ちします。自家製ツナの場合、2週間は保存可能です。

ただ、ツナがオイルに浸かっていないとカビが生えてしまうこともあるので、保存する際には必ずオイルに浸かっている状態を保ってくださいね。

そしてこのツナ、実は作ってすぐに食べるよりも、オイルがツナに染み込む1週間後ぐらいの方がおいしく食べられるんです! 我が家では必ず1週間寝かせてから食べるほど……!

【残ったオイルも活用できます!】

ツナを漬け込んだあとのオイルも、旨味たっぷりでとても美味! サラダのドレッシングやパスタ、炒め物やチャーハン、野菜のローストなど色々活用できるほか、次回自家製ツナを作るときのオイルとしても活用できますよ。残ったニンニクも、ぜひ料理に活用してくださいね。

何度食べてもおいしいし、これがあると食事作りが本当にラクになりますよ。みなさんもぜひ、お試しを〜!

調理・執筆:sweetsholic (c)Pouch
Photo:(c)Pouch