大倉忠義さん・成田凌さん主演 & 行定勲監督作、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の90秒予告編映像が公開されて注目を集めています。

受け身の恋愛ばかりしてきた主人公・大伴恭一(大倉忠義さん)と、恭一に一途な想いを寄せる今ヶ瀬渉(成田凌さん)。

甘くて苦いふたりの距離感、恭一の揺れる心や今ヶ瀬の切ない表情に、きっと誰もが胸を掴まれるはず……!

【ポスタービジュアルからして良すぎる】

水城せとなさんによる漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』と『俎上の鯉は二度跳ねる』を原作にしている今回の映画。

予告編映像とともに公開されたポスタービジュアルでは、窓際で読書する恭一と、その姿を愛おしそうに見つめる今ヶ瀬の姿があって、ふたりだけの時間を覗き見しているかのような気持ちに……。

ポスタービジュアルに書かれた「好きで、好きで 苦しくて、幸せ」というコピーが再現されたようなシーンで、心の奥がチクチクします。

【どんなストーリーなの?】

恭一と今ヶ瀬が出会ったのは大学時代。新入生歓迎会で出会った恭一を見て、今ヶ瀬は一瞬で恋に落ちます。そして7年後に再会した際、今ヶ瀬は想いを告げるのですが、恭一はこれを拒否。

「僕と付き合いますか?」という言葉に「なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ」と返すなどそっけない態度を取るばかり。ところが今ヶ瀬に乗せられて同居するようになってからというもの、徐々に距離が縮まって、恭一も心を開くように。

そんな時に現れたのが、恭一の元カノ・夏生(さとうほなみさん)。これをきっかけに、恭一と今ヶ瀬の関係が少しずつ変わり始めていく……というもの。

【同性・異性という概念にとらわれない「人を愛する」ということ】

映画では、好きになってはいけないとわかっていながらどうしようもなく惹かれてしまう葛藤や、強い嫉妬を描いているそう。これまで1度でも、胸が苦しくなるほど誰かを愛したことがあるなら、共感せずにはいられないのではないでしょうか。

予告編で見せる大倉さんと成田さんの繊細な演技も素晴らしく、恭一の愁いを帯びた視線や、今ヶ瀬の子犬のような瞳に、一瞬で目を奪われる……!

【ネットでも大反響!】

ふたりの切ない恋模様を90秒に凝縮した予告編映像は、公開から5日ほどで再生回数110万回超にまで達しており、

「この2人採用した人になんかの賞あげたい」
「 “観る” 以外の選択肢が無い」
「『一瞬で恋に落ちた』の時の成田凌が一瞬で恋に落ちた顔してる」

といった具合にコメントも続々と寄せられています。

成田さんといえば、過去に出演した映画『愛がなんだ』の追いケチャップシーンが話題になりましたが、今作でも新たなる伝説を作る予感……!

公開日は2020年6月5日。この日を心待ちにしつつ、予告編映像とポスタービジュアルを眺めましょう~!

参照元:プレスリリース、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』公式サイトYouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会

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