70年間愛されてきたノザキの「枕缶」コンビーフが、この春に販売を終了。新容器はシール蓋の「アルミック缶」となり、小さな子どもでも、左利きの人でも、開けやすくなるといいます。

便利になるのはいいことだケド、長年愛着のある枕缶が見られなくなるのはちょっぴり寂しいものです。あの「巻き巻き」する作業も含めて、コンビーフを食べるときの楽しみだったので……。

【70年間で製造ラインに限界が】

枕缶の販売終了のきっかけは、長年の使用により製造ラインに限界がきて、変更せざるを得なくなったこと。枕缶の製造はすでに終了しており、在庫がなくなり次第終売となるそうです。

新容器の発売日は2020年3月16日。この日までは枕缶の在庫が持つ計算になっているということなので、どうかご安心を~!

【「もう巻き巻きできないのか!」と嘆くみなさん】

ノザキのコンビーフが枕缶販売終了のお知らせをツイッターに投稿するや否や、たちまち注目の的に。

「な、な、なんと! うちの娘が鍵で巻き巻きするのが大好きで覚えたばかりだと言うのに」
「ああ、もうクルクル出来ない世界になってしまうのか」
「どこかの玩具メーカーとコラボして、無限に巻き巻きが出来るコンビーフ缶を作って欲しいです」

といった具合に、やはり「巻き巻き」「クルクル」できなくなることを嘆く声が多く見られます。

また「巻き巻き収め」をするべく、枕缶を買いに走ろうとする人もちらほら。でもその気持ちわかります……会えなくなってしまう前に、1度くらいは「巻き巻き」しておきたいですもんね!

【ほかにもいろいろリニューアルされるみたい】

なお新パッケージはこれまでどおりの「牛」デザインのまま。リニューアルにあたり、量は100gから使いやすい80gへと変更されるほか、賞味期限が現行より6カ月長くなるということです。

とにもかくにも、枕缶おつかれさま! 70年間「巻き巻き」させてくれて、どうもありがとう~!

参照元:Twitter @nozaki1948、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:(c)Pouch