2017年10月に Pouch でご紹介した、スイスのフリースタイルスキーヤー、アンドリ・ラゲットリ(Andri Ragettli)さん。

彼がトレーニングのために体育館に設置したコースは障害物だらけで、次々クリアしていく様子は、まるで “人間ピタゴラスイッチ” 。軽々とした身のこなしに、終始ドキドキ興奮したのを覚えています。

あれから、約1年。ラゲットリさんのトレーニング風景をYouTubeからチェックしてみたところ、コースがさらにブラッシュアップされていて、以前よりも障害物が連続していることがわかります。

【毎回スタートが斬新すぎる】

ただしスタート時のインパクトは相変わらずで、前回は2階から飛び降りていましたが、今回はバスケットボールのゴールにお尻が刺さった状態からスタート。

その姿勢のまま美しいバック転をキメた後、すぐさま不安定な台へと着地するという、ウルトラCを披露しているんです。

【安定した足場は1か所もナシ!】

コースに設置されているのは、バランスボールにトランポリンに細長い筒、細長い棒と、多種多様。ただし共通点がひとつあって、それは「体幹がしっかりしていないと乗りこなせない」という点です。

今挙げたすべてのアイテムに次々飛び乗っては、上手にバランスを取って乗りこなすラゲットリさん。

体操の吊り輪で1回転した後も、バランスボールへ着地。その後1歩踏み出した先にも、バランスボールや細長い筒が配置されていたりと、1秒たりとも安定した足場がないことに驚かされるんです。わたし……たぶんこのコース、ひとつもクリアできないうちに終わるわ。

【こんだけ動けることがうらやましい…】

トランポリンからの横回転に、綱渡りからの連続バランスボール渡りと、最後まで体幹をフルに生かして突き進む姿に、改めて感服。

「シルク・ドゥ・ソレイユか、それともSASUKEか」とでも称したくなるほどのスゴ技の連続と軽~い身のこなしに、ため息が止まらなくなること必至です。

こういったトレーニングを常日頃から重ねることがきっと、勝利へとつながるのでしょうね。いやはやそれにしても、これだけ身体能力が高かったら、さぞかし楽しいだろうなぁ~!

参照元:YouTubeInstagram @andriragettli
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼そもそもこのコースを考えたこと自体すごい

▼実際にフリースタイルスキーに挑んでいる姿はインスタからもチェックできるよ☆